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2015年 5月 23日 スタート⑤(桑名)
ども~桑名です。
最近はあまり校舎におらず皆さんと会える時間が減って寂しいです(;_;)
夏休みにむけて頑張ってますか~!
焦らず、たゆまぬ、怠らず、毎日しっかり積み重ねていくことが大事ですヨ
では、私の「スタート」の話。
せっかくなので「受験勉強のスタート」にします。
ことあるごとにしているような気がしますが、私が大学受験を決めたのは高2の夏でした。
その日、私が上智大学のオープンキャンパスに行ったのは、たしか、法学部を目指す友人の付き添いで、学校の「夏休み中かならず3つのオープンキャンパスへ行け」という課題をこなすためでした。
そのときの私は大学進学にはあまり関心がなく、行くとしても美術大学で絵を学んだり、シナリオスクールで脚本や小説について学んだりしようと思っていました。ですから、ほとんど勉強せず、学校ではいつも壊滅的な(皆さんが思うよりもう一段階壊滅的な)成績を取っていました
武蔵境からわざわざ310円払って上智大学に来たはいいものの、私の頭はすでにこの後友人と行く約束になっているカラオケでの選曲のことしか考えていませんでした。「さっさと終わらせてはやく新宿行こう」と友人を急かしつつ、「法学はさすがに興味ないから、ボクは文学部のほう行ってるよ」と言ってその場を別れました。
文学部のブースへ来てみると、どうやら史学科と哲学科がやっているようでした。哲学科ブースの「簡易ディスカッション」が気になって、私はなんとな~くそちらへ足を向けました。小学生のとき、先生から「桑名さんは他人の意見は聞かないが、自分の意見を伝えるのはうまい」と褒められた(?)のをふと思い出したからです。
そこで議論されていたのは「正義とは?」という議題でした。私は強く惹かれました。なぜなら、それは私が「特撮ヒーロー」に求めているものとすごく似ていたからです。そして、私が将来のユメとして掲げている脚本家や小説家になったとき、伝えたいと思っているテーマだったからです。
そのとき私は、自分の将来にむけてやるべきことは、絵や文章をうまく書けるようになることではなく、自分の伝えたいことを深く追求し、それをより面白く平易に伝える方法を模索することだと気づいたんです。井上ひさしは自分のモットーとして「難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く」という標語を掲げていました。伝える者は、伝える前にそれをどこまでも深く追求しておくべきなのだと思いました。
1時間半のディスカッション&説明会が終わり、私はすっかり、「ここしかない」と思うようになっていました。
ここでなら、私が本当に考えたいことを、考えたいだけ考えられる!
ナゾのやる気に満ち溢れ、「魔法戦隊マジ○ンジャー」を熱唱する桑名は、そのときまだ知らなかったのです…
上智大学がどうやら「難関私大」だということに・・・・・・・・・・
次回!「すべてがE(合格圏外)になる」 to be continued!
桑名