センター試験について⑤ | 東進ハイスクール武蔵境校|東京都

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2015年 1月 13日 センター試験について⑤

こんにちは!千題テストの日以来ですね。担任助手の新妻です。

 さて、センター試験についてということで…もうあと4日ですね。緊張感、高まってきているでしょうか。

 ということで、ちょっと昔話をしたいと思います。2年前のことですね。新妻弘紹、高3の冬です。

 

いよいよセンター試験当日。会場の一橋大学に乗り込み、序盤の社会科二科目を無事に乗り切った(と思っていた)新妻は、午後の国語の試験に臨みました。皆さんも知ってのとおり、センター試験の国語はかなりハードルが高いです。多くの受験生が苦しめられてきました。「国語が最大のヤマだ」と考えていた新妻は、過去問で培った自信を胸に国語の試験へと挑んでいきました。

 

古文→漢文と解き進めていって35分。過去問どおりの、狙っていたペース。漢文の最後の方で若干の焦りはあったものの、ほぼ狙い通りに第一問の評論へと戻ってきました。と、ここで新妻は異変に気づきます。

 

「評論が、長い。」

 

準備段階で過去問は20年分解いていったのですが、そのどれよりも文章が長く見えました。動揺、恐れ、不安。とりあえず解き始めてみたものの、一度狂った歯車はなかなか修正できません。文章が頭に入ってこないまま、色々なことが頭の中を駆け巡りました。もう諦めて次の問題に行ったほうが良いのではないか、いや、でももう少し粘りたい…。落ち着かないまま、答えに確信も持てないまま解き終えてみると、すでに残り時間は13分。なけなしの時間で小説に出来る限り取り組みましたが、解き終われるはずもなし。端的に言うと、大失敗ですね。

 

新妻は果てしなく落ち込みました。国立志望なのでセンターは重要。二次に向けて差をつけられないようにしたい…と思っていたのにこの顛末。「ああ、もうこれで足切りかな。」とか思っていました。まだ900点中の400点分しか終わっていないのに。

 

当然そんなメンタルでその後の英語、リスニングに取り組んでも良い結果が出るわけもありません。英語はなんとか乗り切ったものの、リスニングで信じられないようなミスを2~3回やらかして、新妻のセンター試験1日目は終了しました。帰路はもう、真っ暗ですね。泣きそうになりながら帰って、布団にくるまりながら2日目の地学の勉強をしていたことをよく覚えています。

 

 

……と、ここまであまり面白くもない昔話をしてきました。この話には、失敗が二つと成功が一つ隠れています。何でしょう。

 

まず失敗の一つ目。「リスクマネジメントをしていなかったこと」。国語の試験、本番で時間が足りなくなることは予想できそうなものなのに、「そうなってしまった時の対策」を何も考えていなかった、ということですね。様々な状況を想定していれば焦ることはありません。備えあれば憂いなし、です。

 

失敗の二つ目。「気持ちの切り替えが出来なかったこと」。国語の試験を引きずった新妻は、その後のリスニングで手痛いミスをしました。完全に「終わった」という心境だったんですね。でも冷静に考えてみてください。まだ試験はトータルで考えれば半分も終わっていなかったんですよ?たとえ国語が100点を切っていたとしても、以降の科目で頑張れば挽回できたはずです。実際、ラッキーもありましたが私の国語の点数は、想定していたものよりも良かったです。(半ば勘で書いたものも当たっていたので本当にラッキーとしか言いようがありませんが…)諦めるのはまだ早い。たとえその科目が上手くいったとしてもいかなかったとしても、切り替えはしっかりして次の科目に臨んでください。幸い、センター試験は休み時間が非常に長いです。切り替えの時間は十分にあるはず。

 

最後に唯一の成功。「なんとか二日目までに気持ちを切り替えられたこと」。一日目、死んだような顔で帰宅した新妻は布団にくるまりながらも、何とか地学の参考書を手にしていました。二日目の試験が始まる前も、友達と話して気持ちの切り替えが出来ました。やっとここで戦う準備をもう一度整えた、って感じです。

 

 

どうでしたか?少しはイメージできたでしょうか。本番というのは、想像以上に気持ちが高揚しているものです。冷静な判断をできるように、しっかりと備えておきましょう。

 

 

そしてそして、蛇足ですが最後にもう一つ。皆さんはここまで、ずーっと受験勉強を続けてきました。その中で、色々な人の支えがあったと思います。皆さんは、たぶん自分が思っているよりも多くの人たちから応援されています。だから、最後の集大成となるここからの一ヶ月、その人たちの応援も力にして走り切ってください。そうすればきっと、受験が全て終わったときに、結果以上の色々なものを得られるはずです。

 

長くなってしまいましたが、このあたりで。受験生の皆さん!まだまだ時間はありますよ。出来ることはすべてやって、胸を張って受験会場に向かいましょう!

 

武蔵境校

新妻弘紹