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2016年 3月 14日 学部紹介(桑名)
こんにちは。桑名です。
テーマは「学部紹介」ということで、私の通う文学部についてお話します。
とはいえ、文学部といってもこの世にはさまざまな分野があります。
早稲田大学の文学部と慶應義塾大学の文学部では、全然毛色が異なりますからね。
私の通う上智大学も文学部の中には、哲学科・史学科・国文学科・英文学科・ドイツ文学科・フランス文学科・新聞学科の7つがあります。
私が通っているのは哲学科ですが、たとえば同学部の新聞学科とは必修単元も進路も全く違います。入学試験の方式すら違うのです。
よく生徒さんの中に「文学部? 私、本読むの嫌いなので…」とか「国語ニガテなので文学部は違う気がする」という先入観を持っている方がいますが、文学部=本を読んだり文章を書いたりする、とは一概に言えません。
また、文学部というと「あそぶんがくぶ」なんて揶揄されるのを知っていますか?
これは、読んで字の如く様々ある大学の学部の中で「文学部はラクで遊んでいられるから」という理由によるものです。
たしかに、医学系や研究系と比べると必修の量は少ないし、サボろうと思えばいくらでもサボれるかもしれません。
しかし、それは「やらなくてはいけないこと」が少ないということを示唆するにすぎません。
やろうと思えばいくらでも深められる、自分の興味のあるカテゴリーを徹底的に追究できる。それが文学部の特徴であると考えます。
文学部を目指す方は、ぜひ自分のやりたいこと・吟味したい分野を今から考えて初めてみてください。そして、大学でこうやって学びたい!という具体的なイメージを持っていると、それまでの受験のモチベーションにもなると思いますし、入学してから迷いなく進めると思います。