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2013年 6月 29日 部活動から得られるもの
こんにちは。担任助手の竹田です。
私は高校生の頃、琴部に所属していました。
年に数回ある演奏会に向けて、毎週学外から先生をお招きして指導を受けたり、お昼休みや放課後に自主連をしていました。
琴の演奏なんて、普段の生活ではあまりなじみがないかもしれません。琴って、一人で演奏するものだと思っていませんか?
実は違うんです!
もちろん一人で演奏することもありますが、合唱のようにいくつかのパートに分かれて大人数で演奏することも多いです。
私は高校3年生の文化祭では、総勢25人で一曲を演奏しました。
私が琴部の活動で得た力。 それは、大人数で呼吸を合わせる力です!
実は琴の演奏って、指揮者がいないんです!!!
相手の背中のかすかな動きだとか、全体的な雰囲気だとか、そういう繊細なものを感じ取りながら全員の呼吸を一つにしないと一つの曲には仕上がりません。
良い演奏をするために練習ももちろん欠かせませんが、全員の呼吸を合わせるには部員が互いのことをよく知り、理解していることが大切です。
私は琴部の活動を通して単なる演奏技術だけではない、何か深いものを学んだ気がしています。
皆さんも部活を通して、学校の授業だけでは手に入れられない何か大切なものを学べたら嬉しいです。
武蔵境校 竹田 衣里