4月模試に向けて(福江) | 東進ハイスクール武蔵境校|東京都

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2016年 4月 17日 4月模試に向けて(福江)

4月模試に向けて

 

こんにちは、東進武蔵境校担任助手の福江です。

突然ですが、私は大学でテスト論という学問を専攻しています。

あまり皆さんには馴染みのない学問かもしれませんが、学問の内容としては、どうやってテストによって受験者の能力をはかるのか、どのようなテストが能力を測るのにふさわしいのか、というようなことを検討、研究しています。

 

難しいことはここでは述べませんが、1つ皆さんに覚えておいてほしいことは、

テストの裏には必ずそれを作成した人間がいる

ということです。

当たり前ですが、コンピューターの自動生成などではないんですね。

 

ということは、テストには必ず出題意図というものが存在します。

テストは、第一義的にはある能力を測るためであり、テストを構成する各問題は必ず特定の能力を測定できるように作られています。

 

受験というものはテストを受験することですので、受験対策というものは本質的にテストを分析することに他なりません。

 

テストを分析する上で重要なのは次の2点

①どのような能力を測定しているのか

②測定対象である自分の能力はどの程度なのか

 

①であれば、例えば文法問題で仮定法を理解しているかどうかを問う問題がある、とかそういうことになります。

②は、たとえば時制は完璧に理解しているが仮定法は曖昧だ、といったような感じ。

①と②の理解を前提に、これまで大学が出題してきた問題(過去問)を問題意識を持って分析、対策するのが受験勉強です。

それを意識しながら勉強しなくてはなりません。

やみくもに、無意識に授業を受けたり参考書を解いたりしているだけでは不十分です。

 

模試という機会は、①と②の両方を同時に知ることが出来る貴重な機会です。

英語の大問2を例に挙げてみましょう。

大問2は全体を通して見れば文法の知識を総合的に問うているとも言えますが、各設問がより詳しい測定対象、言いかえればその問題のテーマを有しています。

より細かいレベルで問題を分析してみましょう。

そして、それと模試を実際に受けた結果を照らしあわせれば、自然と何をすべきかは見えてくるはずです。

「文法が苦手です」と言う受験生は多いと思いますが、もう一歩踏み込んで、例えば「文法の中でも仮定法の領域が特に苦手だ」といったようにより深く分析してみましょう。

 

受験における勉強とは、

自分にできないこと(課題)を見つけ、分析し、それを日々の勉強で補う(解決)という課題解決そのもの

に他なりません。

 

入試問題という一つのテストを模試を通じて分析し、自分の課題を見つけ、それを解決していけば、自ずと成績は上がっていくはずです。

 

武蔵境 担任助手 

福江 幸喜